フラボノイド
フラボノイドは、植物界に広く分布している物質ですが、
中でも柑橘類に多く含まれています。
1936年に、レモンの抽出液から毛細血管の強化作用をもつ因子が発見され、
これをビタミンPと名づけたのですが、
ビタミンPという因子は、さまざまなフラボノイドの混合物だったのです。
フラボノイドはみかんの皮に含まれる量が多いのですが、
じょうのうの膜にも、多く含まれていますので、
みかんを食べるときは袋ごと食べるのが良いとされています。
みかんに含まれるフラボノイドには、
ヘスペリジンやナルリチン、ジオスミンなど10種類以上ありますが、
主要な成分はヘスペリジンで構成されています。
ヘスペリジンには、
抗アレルギー作用、抗炎症作用、鎮痛作用があり、
また、ラットを使った実験により、
ヘスペリジンとジオスミンに、
口腔がん、食道がん、大腸がん、の発生を
抑える効果もあることが発見されました。